利回りには「72の法則」というものがあります。
この法則は、元手を2倍にするのに必要な期間を
出すときに用いる。
元手は100万円でも1,000万円でも同じで、元手を
2倍にしたい場合に分かる数式が「72の法則」です。
これにより、利回りの高さや低さを実感することが
出来ます。
「72の法則」で基本数となるのは、利回りの率です。
利回りは5%のものもあれば、0.05%のものもあります。
この数字で72を割れば、複利で何年かければ元手が
2倍になるかが分かります。
5%の場合は、
72÷5=14.4年
0.05%の場合は、
72÷0.05=1,440年
で元手は2倍になる計算です。
現在の定期預金金利水準は0.03%ほどですので、
元手を2倍にするには、
72÷0.03%=2,400年
かかります。
途方もない期間ですね。
この数式を用いれば、如何に早く元金を2倍にすることに
どういった投資をすべきか見えてくると思います。
効率性の良い商品を選択したいものです。
山田 崇