国債とは、国が財源を調達する目的で発行する債券です。
要するに国の借金で、償還期限が来れば、額面金額が戻って来ます。
国債には、「利付国債」と「割引国債」があり、
「利付国債」は券面に利払いのクーポンが付いており、
このクーポンを金融機関に持って行けば利息が支払われます。
「割引国債」は発行時に利息相当分差し引いて発行したもので、
額面以下の価格で購入するため、利息の支払いはありません。
金利は発行時に決まり、償還までその利率は変わりません。
国債は途中で売ることも出来ますが、低い利回りのときは
高く売れませんので、売却損が出ることもあります。
以上は一般国債のケースで、個人向け国債の場合は、
金利が半年ごとに見直される変動金利を採用しているため、
これから金利が上がると予想されたら買いの機会です。
一般国債が最低購入単位5万円に対して、個人向け国債は
1万円」からと買い易くなっています。
山田 崇