先日 宅地建物取引士の法定講習を受講して参りました。
午前9時から夕方5時までの丸一日の講習でした。今回 「宅地建物取引主任者」から「宅地建物取引士」へ呼称が変更されて 初めての講習ということで 少しですが・・・身を引き締めて講習に臨みました。
多くの時間をかけて 弁護士の先生が「紛争」や「トラブル」の事例を紹介し「なぜそのトラブルがおきたのか?」「どうすれば 回避できたのか?」を説明されていました。ほとんどのケースが「確認不足」や「思い込み」により 発生しているケースが多く 防げた事例が大半だそうです。自分自身に置き換えても今まで たくさんの失敗をし、その大半は 防げたであろう 失敗です。
私たちの仕事は お客様の大切な財産を扱う仕事です。とても大きな金額を扱う仕事です。慎重に,慎重を重ね, 思い込みをせず 確認をしてから行動しないといけないと 改めて痛感しました。弊社の今年のスローガンは 「報告,連絡,相談の徹底」です。仕事をしていく上では 基本中の基本なのですが 長く仕事をしている人ほど(自分自身も含めて)おろそかになっている気がします。そんな基本中の基本を改めて認識させてもらった講習でした。
「主任者証」も「士証」へと変わり 発行者も 前知事の 石原慎太郎さんから 現知事の 小池百合子さんに変更されていました。 「士」の名に恥じない仕事をしていきたいと思います。