株式投資をしている際、保有期間に生ずる配当があります。
高配当を狙うには、高い株価だけに着目するのではなく、
安い株価の銘柄に注目してみます。
例えば、1株30円の配当を出す会社の株式を、1,200円で
買うと利回りは2.5%ですが、配当が同額で、800円の
株式でしたら利回りは3.7%に上がります。
株価が安ければ、利回りも高くなる形式です。
会社の株価の成長を予測した指標にPER(株価収益率)と
経営状態の目安となるPBR(株価純資産倍率)がありますので、
これらの指標を参考にしますと予想を立てるのに役立ちます。
※PER(株価収益率)
=株価÷「税引き利益÷発行済株式数(資本金÷額面)」
同業他社より低いほど、割安株。
PBR(株価純資産倍率)
=株価÷1株当たりの純資産(純資産総額÷発行済株式数)
1倍以下だと、株価が1株当たり純資産に近づいたということであり、
その企業の株価と資産価値が同水準にあるということになる。
PBRが低すぎる場合は、注意信号との見方もできる。
山田 崇