不動産投資の利回りの計算法は、1年間に得られる収入を
投資した金額で割ります。
例えば、5,000万円で買った土地付アパートの1年間の
家賃収入が450万円の場合、利回りは450万円÷5,000万円で、
9%になります。
これは5,000万円の原資が450万円の利益を生み出したと
する考え方で、「表面利回り」と呼ばれます。
表面利回りは簡易な計算法のため、利回りの目安を
付けるためによく用いられます。
実際には、管理費やローン金利、減価償却費などの
経費が掛かりますので、それらを控除した額で
計算した「実質利回り」で見る必要があります。
また不動産投資は、現物(土地と建物)が残ることが
大きな魅力と言われます。
山田 崇