固定資産税は土地の場合、登記面積に課税されます。
万一現況面積のほうが登記面積より少ないときは、その旨
申告すると少ない現況面積に変更してくれますので、その分
固定資産税が安くなります。
土地登記簿は必ずしも正確ではないということで通っているので、
公簿上100坪あるからと言って、そのまま現況が100坪
あるとは限りません。
これは「登記に公信力はない」と言われる所以です。
公簿100坪が実は105坪あることもあり、また95坪しか
ないこともよくあります。
公簿より実測のほうが面積が少ない場合は、土地の
測量をして登記の地籍訂正をすれば、原則として翌年度から
固定資産税はその分減額されます。
山田 崇