今日の新聞に「住宅ローン、低金利一段と」とありました。
銀行にとっては住宅ローンは融資残高が増えている成長分野のようです。
長期金利の低下や消費増税を前にした駆け込みの住宅購入を見据え、
各銀行の低金利競争が激しくなってきたとのことです。
住宅ローンの金利は、長期の国債利回りに応じて決まる店頭金利から、
一定の優遇幅を差し引いて実際の住宅ローン金利を決めることが多い。
この金利を決める基となる代表的な指標が「新発債10年物の国債利回り」ですが、
今話題になっているロンドン銀行間取引金利(LIBOR)は国際的に基準金利として
使われています。
この基準金利が人為的に操作されていたのですから、しばらく混乱は避けれそうも
ありません。
しばらくは、「新発債10年物の国債利回り」と「LIBOR」について
語って行きたいと思います。
山田 崇