林藤彩弥加

デザイン営業部 宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士 第2種電気工事士・消防設備士乙6
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【まちづくり構想】エリア情報 金山編part.2

名古屋市の中でも、近年とくに注目されているエリアのひとつが「金山」です。
金山総合駅を中心に、交通・商業・文化が融合したこの街は
名古屋駅に次ぐ都市拠点としての役割を果たしてきました。
そして今、名古屋市が進める都市計画によって、金山エリアはさらに新しい表情を見せ始めています。

本記事では、そんな金山の現状と今後のまちづくりについてご紹介します。

【まちづくり構想】エリア情報 金山編part.1

■転換点を迎える金山のまち

これまで市内有数の交通結節点として、また、多くの住民が行き交う街として発展してきた「金山」エリア。

リニア開業により交流人口が増加することが予想されている今、
金山のまちはどのように変わっていくのでしょうか。

今回は、名古屋市が掲げている都市計画を引用しながら
具体的にどのようなまちづくりがなされていくのかご紹介します。

■まちづくりのコンセプト

 

人・文化・芸術とともに育つまち
~にぎわいと感性あふれる交流創造の場づくり~

金山はこれまで、文化芸術に触れられる施設が集約し、まちの賑わい創出に大きく寄与してきました。
金山駅周辺の再整備にあたっては、
多様な文化芸術に触れられる環境の創出に重点を置いたまちづくりの取り組みがなされる予定です。
さらに市内有数の交通結節点という地理的ポテンシャルを十分に活用し
駅周辺のパブリックスペースを有効活用したウオーカブルなまちづくりを進めることにより
他の地域にはない金山の魅力向上が目指されています。


(『金山駅周辺まちづくり計画』より)


(『金山駅周辺まちづくり計画』より)

金山エリアでは、アスナル金山が界隈性を有する商業施設として地域のにぎわい創出に貢献している一方、
来訪者の行動範囲が駅を中心に限定的であるなどの課題がありました。

「ウォーカブルなまち」になることで人々の回遊性が向上し、
駅中心のにぎわいがまち全体に継承・発展しやすくなるでしょう。
また、「文化芸術のまち・金山」の知名度を向上させることで
名古屋駅・栄とは異なる金山ならではの魅力が一層高まったまちとなりそうです。

 

■金山のまちが新たに目指す姿

令和7年2月年に策定された「金山駅周辺まちづくり計画」及び「アスナル金山エリア再開発整備実施方針」では
今後のまちづくりの方向性として、下記の4つが挙げられています。

・都市機能の集積
交通結節点である金山のポテンシャルを活用し、駅前に都市機能を効果的に集積させる
文化芸術と経済活動の融合

・交通結節点としての機能強化
駅利用者の利便性向上
連絡通路橋のリニューアルによる乗り換え利便性の向上
情報発信機能やにぎわい交流機能の向上、地域防災力の強化

・ウォーカブルなまちの形成
道路やオープンスペース等の土地基盤を再編し、アスナル金山の界隈イメージを地域全体に拡大する
沿道建物の低層部の機能更新の促進
熱田地区や堀川など周辺地域資源も意識した回遊性の向上

・人・文化・芸術の交流創造
国内外から多くの人が訪れる新たな劇場の整備
新たな劇場とまちの連続性を確保し、文化芸術との交流を育む
クリエイターやアーティスト等が交流しあう場の創出

そして整備を予定してる市街地を中心に、その波及効果が及ぶと考えられる周辺を含めた範囲を
「金山駅周辺地域」と称してゾーニングを行ったのち、さらに細かく地域の特性ごとにエリア分けし
そのエリアの役割に沿った再整備が行われていく予定となっています。


(位置図 『アスナル金山エリア再整備実施方針』より)

①アスナル金山エリア
都市機能を集積させた駅前複合施設を中心に駅前空間を整備。
アスナル金山街区と向田町線北側街区において、金山総合駅と新たな劇場をつなぐ空間を形成します。

②古沢公園・市民会館エリア
まちに開かれた新たな劇場を整備。
古沢公園街区と市民会館街区の間を通る道路を廃道し、一街区化により新たな劇場と公園の一体的な利活用を図ります。

③駅南口エリア
エリアマネジメントにより、地域と協働しながら適切な維持管理を目指します。

④金山総合駅連絡通路橋
乗り換え利便機能に加え、駅南北地区のにぎわいをつなぐ施設として利活用を図り、エリアマネジメントの展開を図ります。

〇ウォーカブル界隈
公共空間に加え、遠藤建物を含む地域全体のグランドレベル創出により、快適に滞在できる界隈を目指します。
令和5年度末に「滞在快適性等向上区域※」に設定

※歩道拡張、公園の交流拠点整備、建物低層部のガラス張り化等、区域の快適性・魅力向上を図るための整備を重点的に行う区域


(ゾーニングイメージ 『金山駅周辺まちづくり計画』より)

駅南北地区の連携が強化されることで市有地の整備がより効果的なものなり
駅周辺全体の回遊性・滞在性の向上に期待ができます。
また、歩行者動線が強化されることで周囲へのにじみだしが起こり
これまでにはない新たなにぎわいが生まれることも予想されます。

交通結節点に相応しい都市機能の集積や多様な文化芸術に触れられるウォーカブルなまちが形成されることで
金山駅周辺地域全体の価値向上やブランディングにも繋がっていくでしょう。

次回は、金山エリアの再整備について、さらに詳しい内容をご紹介していきます。どうぞお楽しみに。

 

 

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