不動産投資の人気の理由として、よく取り上げられる事項を
ご紹介します。
1.私的年金作り
2.生命保険代わり
3.所得税節税効果
4.相続税軽減効果
5.資産価値形成
1.~5.まで順次説明して行きます。
1.私的年金作り
若いうちに「投資アパート」を購入し、定年までにローン返済を
終えておけば、老後はそこから得られる賃料収入が「私的年金」の
役割を果たしてくれます。
老後の生活を安定させるためにも、今から手を打っておくのが安心です。
そう言いますのも、厚生年金や国民年金は少子高齢化社会の一層の進行や
国民年金未納者の増加などを受けて、現在レベルの支給額を維持出来ない
ことが明らかになっています。
支給開始年齢が引き上げられ、支給額が引き下げられるのは必至で、
最悪の場合には公的年金制度そのものが破たんするのではないかと
懸念されています。
そんな不安要素の大きい公的年金に過度に依存するのは、
将来の生活を危うくすることになりかねません。
そのため、自助努力で老後の収入源の多様化を図っておく必要があります。
その最も有力な存在として注目されているのが、「投資アパート」による
私的年金の確保ということなのです。
しかし、現実を見ますと日本人は老後の収入源の2/3を公的年金に
依存しています。
それ以外では、老後も仕事を続けて収入を得ている人が多く、
これではとても悠々自適の生活とは言えません。
これに対して、リタイア後の生活をのんびりと楽しんでいる
人たちの多いアメリカでは、公的年金以外に私的年金や財産からの
収入などの割合も高く、バランスの取れた収入源になっています。
財産からの収入の中には、家賃や地代などがあり、若いうちから
努力して、老後のための収入を確保している人が多くいます。
自助努力が不可欠なのです。
次回は、2.生命保険代わりです。
山田 崇