損をするリスクがあっても、高利回りが見込める信用取引があります。
信用取引とは、担保としてある程度のお金を納め、その数倍の額で
商品などを売り買いする方法です。
100万円の資金で500万円とか1,000万円分の取引が出来るので、
儲けも損も大きくなります。
信用取引の中で、「外国為替証拠金取引」があります。
これは保証金の10倍までの外貨取引を行うことが出来るというもので、
保証金を100万円差し入れれば、1,000万円までの取引が出来ることになります。
例として、
保証金100万円を差し入れ、1ドル100円のときに500万円分をドルに交換した場合、
5万ドルになります。これを1ドル103円になったとき全額円に交換すると515万円
になります。ここから為替手数料1万円を差し引いた14万円が利益となります。
元手が100万円なので、利回りは実に14%にもなります。
しかし、為替が円高になった場合は元手の100万円がマイナスになり、
損失を被ります。
当たり前ですが、外国為替市場では価格が変動するため、自分の予測とは
逆に市場が動いた場合、損失が出ることになります。
山田 崇