「最近の若い人って、どんな部屋を好むんだろう?」
「空室が出ても、以前より埋まりにくくなった気がする…」
そんな声を耳にする機会が増えていませんか?
実はいま、賃貸住宅の入居者像は大きく変化しています。特に、Z世代(1995年〜2010年頃生まれ)と呼ばれる若者たちが社会人になり、一人暮らしや同棲を始めるタイミングを迎えている中、彼らの価値観を理解したアパート設計が求められる時代に突入しています。
今回は、Z世代が「住みたい」と感じるアパートの特徴や、設計・デザインで意識すべきポイントを解説します。
■ Z世代の住まい観とは
Z世代の住まいに対する価値観は、従来の「家賃重視」「駅チカ至上主義」とは少し違います。
彼らは、暮らし方や自己表現を重視する傾向が強く、以下のような特徴があります。
・SNSで“映える”空間を求める
・友達やフォロワーに「自分の部屋を見せたい」欲求がある
・ミニマルでシンプルな暮らしに憧れる
・オンライン会議・配信に使える背景や照明を重視
・便利な収納や設備に敏感(生活感は出したくない)
・「量より質」志向(家賃に対する満足度を重視)
これらを反映したアパート設計・内装デザインが、今後ますます求められるようになります。
■ Z世代が「住みたい」と思うアパートの条件5選
① SNS映えするデザイン性
・木目×グレーなどスタイリッシュなモダンカラー
・部屋のアクセントになるアイアン調の金具
・ダウンライト・間接照明で雰囲気ある空間に
「インスタでシェアしたくなる」「動画撮影にも使える」ようなビジュアルの良さが入居動機になる時代です。
② 配信・オンライン会議に対応した空間
・背景になる壁が整っている(生活感のない白壁やアクセントクロス)
・コンセント位置やWi-Fi環境に配慮
・デスクスペースが設計に組み込まれている
テレワークや副業、配信活動を行うZ世代が増える中、「画面映え」「集中しやすい空間」が重要視されます。
③ ミニマルで整理しやすい設計
・無駄のない間取り(例:居室はスクエア型で家具が配置しやすい)
・オープン収納や壁面収納を上手く配置
・見せる収納+隠す収納の両立
Z世代の多くは「モノを持ちすぎない暮らし」を好み、
収納力と整理のしやすさを両立した部屋に魅力を感じます。
④ 暮らしを便利にするスマート設備
・スマートロックやスマート照明
・宅配ボックス・Wi-Fi完備・防犯カメラ
・鏡付き洗面台・室内物干し・衣類乾燥機付き浴室など
「暮らしやすさ」と「安心感」を両立する設備は、単身者・女性入居者からの評価が高いポイントです。
⑤ “共感できる世界観”のある物件
Z世代は、物件に対しても「世界観」や「コンセプト」を重視します。
・インテリアテイストが統一されている
・ロゴやネーミングに個性がある
・「この物件、なんかセンスある」と思わせる空気感
RIAパートナーズでは、設計段階からデザインコンセプトを明確にし、
“住むだけで気分が上がるアパート”づくりを行っています。
■ Z世代の「共感」を得られる物件づくりを
Z世代は、ただ「家賃が安くて便利だから」ではなく、「自分の価値観に合うから」「センスがいいから」という理由で部屋を選びます。
この感覚は、これからのアパート経営において無視できません。
「内見まで来ても決まらない…」という悩みをお持ちのオーナー様は、
一度若年層のニーズを踏まえた設計・リノベーションを検討してみてはいかがでしょうか?
RIAパートナーズでは、Z世代入居者の動向を踏まえた設計・内装提案・商品企画を行っています。
「今どきの若者に選ばれるアパートを建てたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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