山田 崇

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収益還元法

収益還元価格とは、その物件の収益額から導き出された物件価格です。

 

=対象物件の年間収益÷期待利回り

 

その不動産から得られる年間収益÷期待(希望)利回りで

算出しますと、取得すべき価格が現れます。

この期待利回りというのは、近隣の類似物件の利回りを参考に

当てはめる方法と、本人の希望の利回りを当てはめる方法が

あります。

 

年間家賃収入が360万円(5万円×6戸×12ヶ月)、

近隣類似物件の利回りが8%の場合、

 

360万円÷8%=4,500万円

 

となり、収益還元価格が出ます。

 

利回りを8%得たいと思った場合は、4,500万円以下で

取得しないといけないことになります。

 

この期待利回り8%というのは、地域性により相場観が

異なりますので、妥当かどうかは検証が必要です。

 

不動産は、「いくらで買うのが妥当か」「どれくらいの利回りが妥当か」

が分かれば、購入時の判断材料になるかと思います。

但し、収益還元価格は指標の一つですので、不動産投資に対する

自分に合った理想形を持つことが大事です。

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