アパート経営を始めるまでに、どれくらいの時間がかかり、どのような流れで進めていくのか。
とくに初めて検討される場合は 気になることの一つ ではないでしょうか。
大手ハウスメーカーや建築会社によってもそれぞれ流れは異なるため
人生の中でも大きな買い物となるからこそ、事前の情報収集をしっかりしたいですよね。
そんなご要望にお応えするため、 RIAパートナーズでアパート経営を始めるまでの流れ を
順を追って解説していきます! 今回は【 着工 】をご紹介です。
⑨ 着工 – 地盤改良工事
着工とは、工事を始めることを指します。建築基準法において 着工 とみなされる工事は
くい打ち工事や山留工事、根切り工事などがあり、 地盤改良工事 も着工とみなされます。
あくまでも 基礎工事を行うために土に手を入れた時点=着工 と定義されています。
建物の地盤を補強する 地盤改良工事 は、着工前に行った地盤調査の結果に基づき
建物プランや構造等を考慮したうえで、地盤改良が必要と判断された場合、
建物荷重に合った地盤改良工法にてアパートを支える大切な基盤となる地盤を
適切な状態にするため行う重要な工事となっています。
方法としては、表層改良工法や柱状改良工法などが知られており
RIAパートナーズでも「柱状改良工法」や「鋼管杭工法」が多くの現場で採用されています。
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□ 表層改良工法
建物を建てる部分の土を1~2メートル掘り、その部分に土と固化材を混ぜることで地盤を強固にする方法
さまざまな土質に対応でき、小型重機を使用するので狭小地でも可能です。
■ 柱状改良工法
コンクリートの柱を碁盤の目のように規則正しい配列で、何本も注入する方法
戸建住宅以外にも、ビルやマンションといった重い建物でも採用される工法で
軟弱地盤の深さが2~8メートルほどの場合に用いられます。
■ 鋼管杭工法
軟弱地盤において地中深くにある固い地盤まで鋼管の杭を打って、地中から建物を支える方法
地中30mまでの地盤補強が可能で、狭小地など、重機を搬入しにくい場所での工事にも適しています。
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地盤改良工事は、地盤の強度を増すために行われるものでありながら
建築物の地震に対する耐震性が増すことや、強風や交通振動などによる建物の揺れを抑えることもできます。
また、地盤沈下や液状化現象を防止し、安定性を増加させるだけでなく
建築物の建て替え時に地盤改良の必要性がないので、土地の資産価値を高めることも可能に。
さらに、しっかりした地盤の上に住んでいるという、住人の安心感を高めることにもつながります。
⑩ 基礎工事・配筋検査
基礎工事は、建築物の重さを地面に分散し、建物を支持し安定させるための土台の部分を造る工事です。
基礎が不安定だと建物全体の安定性に影響を及ぼすため、しっかりとした基礎を作ることがとても大切です。
基礎工事では、まず建物の輪郭に従って地面を掘り
その中に配筋(鉄筋)による骨組みを作り、その上からコンクリートを流し込むことで基礎を作ります。
建物の設計図面に基づいて加工した鉄筋を現場へ搬入して組立てを行った後
基礎の鉄筋が正しく配置されているか、本数に間違いはないか、ずれはないか、
といった点をチェックする配筋検査も行い、適正に施工されているかを確認していきます。
この工程が終わると、次のステージである建築本体の工事へと進みます。
⑪ (先行)配管工事
建物本体の工事もさることながら、ライフラインと呼ばれる
生活と生命を維持するための 水道・電気・ガス・通信 などの設備工事も重要です。
建物本体のまわりの外部の配管工事を先行させ、基礎が仕上がったあとに
外部からの配管と内部の配管を繋ぎ、その後に 建て方工事 に入ります。
⑫ 建て方工事
建て方工事は別名、フレーミング工事 とも呼ばれる工事工程で
基礎の上に建物の主要な構造躯体(骨組み)を組み立てていき、建物の形を形成する工程となります。
正確な寸法と精密な施工が不可欠であり、工事を成功させるための重要な工程です。
一般的には、建物が建つ周囲に仮設足場を組んでいき、柱、壁、床、そして屋根のフレームを立ち上げますが
ツーバイフォー工法(2×4工法)では、予め加工された柱や梁を現場で組んで行く作業を行っていきます。
1階の壁ができたら、1階の天井を組み、2階の床を敷いていく——。これを階数ごとに繰り返していきます。
このように1層ずつ組み立てていくことが、ツーバイフォー工法の手順の特徴です。
建物の全体像が見えてくるこの工程は、全体の工事の工程の中でもダイナミックな箇所であり
まさにアパートが「建てられる」瞬間と言えます。
今回の【 着工 】のご紹介はここまで!
工事がスタートすると、実際にオーナー様がすることはほとんどありませんが
工事が進んでいく様子を見ていると
これからアパート経営が始まるんだという実感が湧いてきて、わくわくしますよね。
工事の進捗については、毎月送付している「工事進捗報告書」にて
写真付きで現地の様子を確認することができますので
お忙しいオーナー様でも安心して建物の完成を見守っていただけます。
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